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昨年まではその年に読んだ本から選んでいたけれど,今年は選ぶほど本を読まなかったので映画,演劇も含めて。 1. 映画『たかが世界の終わり』 It's Only the End of the World Trailer | Festival 2016 "Home is not a harbour" 美しい映像と音楽,そして美…
美しい映像と音楽,そして美しい人たち。 冒頭の薄暗い機内でのモノローグに何だか泣きそうになって,その後流れてきた歌にもっと泣きそうになった。 "Home is not a harbour" それは,すでに私の中にあったものだった。それでも心を揺さぶるメロディと言葉…
今もSOPHIAの曲だった。 今日は朝から調子が悪くて,それは自覚的だったのだけれど,結局ぐるぐると色んなことを考えながら時間を過ごしてしまって,久々に頭に浮かんだ言葉。 冷たい部屋のベッドで一人訳もなく泣けた夜 それでね,ああ,久々にこの歌詞を思…
「ご本、出しときますね?」お正月SPめちゃくちゃ面白かったですね!!!朝井さん,わたしも同じ本を選びました!!! 2016年はあまり本を読まなかったので,好きな作家さんの作品に偏りがちだったけれど,「ご本、出しときますね?」やら「アメトーーク」や…
誰もが死に好奇心を抱いている。他人の余命を知りたがる。死にそうになっている人を「かわいそう」と思うことに快感を覚える。 この文章を読んだとき,息が苦しくなってしばらく先に進めなかった。思わず本から顔を上げてしまって,呼吸を整えているときにな…
わたしは森田正一ではないけれど森田正一が抱えているものをじぶんのそれとして読んだし,森田剛という役者が演じるのは連続殺人鬼,というよりも森田正一が抱えているそれ,まとっているもの,滲み出るもの,孤独,悲哀,絶望,そういったものなのかなと,…
2015年も色々な本との出逢いがありました。 読んだ本(好きな本)=性癖だと思っていますが,じぶんが面白いと思える本に出逢えたら嬉しいし読みたい本はたくさんある。「だから読書は面白い」と何回も思うしもっと読みたくなる。読書は「本」と「私」の一対…
「ああ,わたしは言葉に縋っているんだな」 天気がよく暖かい陽射しを感じながら横断歩道を渡りコンビニを横目に駐車場を通り過ぎようとしているときにこの言葉が降ってきた。わたしの頭の中に。いつの間にか。自然に。その声はそう言っていた。その声を聞い…
眠れずに見上げた空に光る 流れ星飽きもせず眺めてた ああ,これわたしだって思った。 V6 「walk」 ずっと好きで今まで何度聴いたかわからないくらいだけれど,こうやって自分を映し込むことはなかった。このときも特に意識して聴いていたわけではないのに,…
2015年も1ヶ月が過ぎた今になってこんなことをやってみる。 一年間に読んだ本をざっと見返しながら目についたものをつらつらと。目に留まる=印象が強かったものには何らかの理由があるということで。読んだ本に関してはブクログで自分用の感想を残している…
少女はすでに死んでいた。死んだ少女に関わりのあった人々が集まる。儀式?贖罪?少女の家族に会うのかもしれない。わたしたちは少女に怯えている。少女の存在を感じている。その影が,近くにいることを知っている。何かを知ろうとしている。何かを明らかに…
本を読むことが好き。というより本が読みたい。ほとんど小説。 小説ってすごい。 単なる文字の羅列なのにそれを追っているうちにドキドキしたり苛々したり温かい気持ちになったりどす黒いものが湧き上がってきたりくすっと笑ったりほろりと涙を落としたり鼻…
悲しいから泣くのか泣くから悲しいのか。 きっとまたそれを事実として眺めるだけなのだろうと思っていた。動揺やましてや涙なんて浮かべないのだろうと思っていた。 最近のわたしはそうだったから。いわゆる世間的に"大変な" "辛い" "やりきれない"といった…
好きな時間。寝る前に星を眺める。朝起きて空を見る。 何がきっかけだったかは忘れてしまったけれど,寝る前に部屋の電気も消してずっと星を見ている。この季節になるといつもオリオン座を見上げてはいたけれど。東窓だからちょうどオリオン座が見える。シリ…
永久未来続くものなどあるはずはないし,いつかは死んで屍。 それでも夢や理想を現実の渦の中でいつまでも抱えているだけで。 持てるものと落としてしまうものはどれほどの重さが違うだろう。 手にしたモノと失くしたモノと未だ見ぬモノ。 "生きたい"と思う…
私の中で定期的に到来する低空飛行期間というものがあって、こないだ久々にかなり大きいものがきて、で、ひとりでは耐えられないというか何かにすがるものが欲しくてSOPHIA(の特定の曲)をずっと聴いてた。実は、そういうときに聴く曲というのは昔から決ま…
どうして突然、私の中の私を意識したのだろう、久々に と思いながら記憶を辿ってその発端を思い出した これもまたきっかけはあやふやだけれど、たとえば明日、私が終わってしまっても未練はないなと、そうふと頭に浮かんだから たぶんこれが引き金、その後続…
私という存在について、理屈ではなく感覚まで手繰り寄せてしまって本当に久々に気分が悪くなった 世界が回りかけた どうして私は私なのか、ではなくなぜ私はこの身体の中にいるのだろう、そもそもどうして私という存在が生まれているのだろう、私をのぞくす…
みな何かしら他人とは相容れない狂気を持っていて、それを押し殺したり上手く隠したり、限定された空間で少しだけ見せてみたり、あるいは認められた枠の中で形にしたり、そしてごくごく一部の人だけ狂気を狂気のまま外に出すことを、出したそれを認められて…
凍りのくじら (講談社ノベルス) 作者: 辻村深月 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/11/08 メディア: 新書 クリック: 52回 この商品を含むブログ (168件) を見る 私は、何だろう “Sukoshi・Futoumei (少し・不透明)” 主人公の Sukoshi・Fuzai (少し・不在…
黒ちゃんブログ 今の俺たちの演奏が出来たよ そうか、今の自分だ 今やっていることは今の自分がやっていること、今の自分にしか出来ないこと それはいつも同じじゃない、過去の自分でも未来の自分でもない 今の自分が今やること
焦る日々に追い掛けられた 悔しい涙も見せないように ただ強がっては バカみたいに信じてた あの日の睨んだ未来に 何処に何があるなんて 教えてはやれないけど 何をすれば勝つなんて たいした意味などないはずさ そう今 こぼれた涙は 戻らぬ日々ではなく お…