過去の私とタイミング

 

ブログを移行したので過去記事を読み返しながら整理もしているのだけれども、昔の私、可愛いな!無邪気だな!無邪気にわーきゃー言って松岡さんにときめいている!

言っても4、5年前なのだけれど。それだけあったらそんなに変化もするものですか。

ファンになりたての時期でもないし、今が冷めているというわけでもないし、もちろん今もかっこいいなあ!と思うのだけれど。あれかな、文章の書き方かな、こんなふうにつらつらと分析しながらなんて書いていなかったものな、少なくとも文字にするときは。もっと素直な感情をぶちまけていた過去の私、可愛い。

 

そういうわけで、過去の自分を可愛いと思い、優しいコメントをしていたおかださんの気持ちがわかったような気がする(オカダのはなしより)。

おかださんの場合は、昔の自分がとても繊細で固く難しく考えすぎていることに対してだったけれど、私の場合は純粋で単純で可愛いな!ですからね。少し意味合い違うか。とにかく若かったんだなあと。SOPHIA以外の記事でもそうなのだけれど。

私も歳を取ったのかなあ、ああいうテンションでは書けない。代わりに少し歪んだテンションになっているのかもしれない。ときめくポイントがどんどん狭く偏ってきているのかもしれない。少なくともビジュアルだけでときめくことは少なくなった。

あとは私自身の経験とかちょっとした区切りとかもあるだろうし、SOPHIAの活動の中での大きな変化もあったし、そのことでSOPHIAの捉え方とか感じることとかが変わったというのは結構理由としてしっかり存在しているように思う。いや、とか言いながらForeverPlaidのスパーキーを目にした後にはファンになりたての頃のようにはしゃいでしまったからね!可愛いと思ってしまったからね!(ちなみにライブで可愛いと思うことはほとんどない)

そもそもSOPHIAへの入り口は太朗ちゃんですからね、間違いなく“あの関西弁のお兄ちゃんかっこいい!”から入りましたからね、あそこから入った人ってどのくらいいるのだろう(今更だけれど)。でも実際にSOPHIAの音楽に触れるまでには少し時間空いたしな、Mステ出演を見逃してしまったおかげで!その後、一度マテリアルをレンタルしたのだけど、そのときにはあまり何も感じなかった(むしろよくわからない音楽に分類してしまった)当時の未熟な私…

よりによってマテリアルだったのに!あのマテリアルだったのに!当時の私には(ビジュアルを伴わない)純粋にあの音楽に何かを感じるほどの不安定さはなかったのでしょう。やっぱりはまる時期というかタイミングみたいなものはあるのだろうなとつくづく思う。結構時間が経ってからもう一回聴いたときは(たぶんそのときはもう他の曲を聴いたりライブ行ったりはまっていたはず)ずっしりきたような記憶がある。そう思うとタイミングって恐ろしくもある。もしかしたら今「え、SOPHIA?誰かメンバーが病気になったんだっけ。あ、松岡さん?あの人俳優じゃなかったの!ロックバンドのボーカルだなんて知らなかったよ!」とか言っている可能性もあながち否定できないからね!(そしてこれはわりと予想されるやりとりだったりする)

 

いつの間にか私とSOPHIAの出逢いについてになってしまっていた。

私より少し上の世代の人はもう少し身近にSOPHIAの勢い(90年代)を知っているようだから、ファンであるかどうかに限らず“懐かしい”という感情を抱くようにも思うのだけれど。何せ私はそこは時系列で追いかけていないから、そこらへんは羨ましくもある。そもそもそのとき私はSOPHIAなんてまったく知りませんでしたからね、それこそ「太朗ちゃんの松岡充って歌手だったの!(いまいちバンドという認識がない)」だったからね、最初は。SOPHIAの活動(音楽)をいくつかに区切るなら、という話題もあったりしたけれど、私は初期(Place~ぐらいまで)の音楽も好きだし、あのギラギラした眩しさと痛さは今ライブで聴いても強く感じるし(当時を知らないから直接比較のしようはないけれど)そういう意味で現在とはだいぶ違うと思っている。

私がSOPHIAの音楽にしっかりはまったときには(旅の途中)、かなり違う路線になっていたみたいだし、だからそこでデビュー時のヒマワリを聴いたときの衝撃と言ったらなかった!歌い方!(なかなか慣れなかった私)でもあのとき私が高校生で、ラジオを聴いていて、SOPHIAが三週連続リリースをしていて、それがあの三曲じゃなかったら私ははまっていなかったかもしれないもんなあとかことあるごとに思っている。決定打はライブに参戦したことだけれど!(SOSツアー)

 

過去の私可愛い!という話だったのに。

SOPHIAも長いバンドだし、私もそれなりに生きてきた時間が長くなってきたし、それぞれ変化もあるから私の中での位置づけとか捉え方が変化するのは当然だと思っているけれど。とかまたこうやって分析している私…