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きらきら

“永久未来続くものなどあるはずはないから これで行くさ僕は僕を壊してく”

空と雲と色、匂い

 

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Tumblr | I'm here, I'm not HERE

 

毎朝おなじ窓から見ているのにまったく違う空。

 

並べるのが好き。好きだけれどこうやって見ていると吸い込まれそうになる。ぐるぐる。きっと,それは,色のせい。雲のせい。雲の渦のせい。思いがけない色がそこにある。雲が迫ってくる。その色に,雲に囚われてしまうと平衡感覚を失ってしまいそうになる。落ち着かない。見たいのに目を逸らしてしまう。でもずらりと並んだ空は眺めていたい。色。その色はレンズ越しだから実際はどうであれ「わたしがみた」と思っている色ではない。 

色も,雲も,雲の形も,太陽の居場所も,光の届き具合も。その瞬間,雲が流れ行くこともある。鳥が飛んで行くこともある。同時に空気を感じる。窓を開けて肌で感じながら空を見上げる。

 

夜の雲も好き。夜の匂い。雨の匂い。雨が降っていないときの匂い。深く吸い込むと,知らない土地を歩いてる感覚になる。夜,その日泊まる場所に向かって。特定できない記憶が立ち上る。静かな夜,深い時間。きっと,そういうときって新鮮な気持ちで,すべてのことを感じているから。夜の空気も。

夜空にも雲は見える。不思議な気持ちになるけれど。街灯のまわりだけに雨の筋が現れる。突然,雨が現れ,すぐに闇に消える。灯りに照らされている箇所だけ,その姿が露わにし,落ちていく。それを,眺めるのが好き,ということに気付いた。

 

明日の朝もまた窓を開けて空を見上げる。