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きらきら

“永久未来続くものなどあるはずはないから これで行くさ僕は僕を壊してく”

ベストとか会報が選んだ過去を提供してくるから私は私で自分とSOPHIAの過去を思い出してみた

 

ベストが発売されたり会報がタイムスリップしているのを眺めながら,わたしはわたしで思い入れのある曲があるなあと考え始めたら色々思い浮かんだ。はまったときにはすでに10年目だったから,ずっと新規であるという感覚を持ったまま過ごしてきたけど,もうわりと長くなってきたのではないかこれ。いや,どうなんだろう。でも振り返ってみると色々なことがあったなあとしみじみ。

現状に対して思うことは色々あるし,積極的にあれもこれも追っているわけではないのだけれど,それによってこれまでの活動の中で楽しかったことが変わるわけじゃないから書いていて楽しかった。単純に好きな曲とは別に思い出と一緒になって特別な曲。

 

 

 旅の途中


旅の途中

旅の途中

 

私のSOPHIAはここから。この曲で初めて購入した。三週連続リリースの第一弾。

たぶん出演を知ったからだったと思うけどラジオを聞いて曲を聴いて松岡さんの喋りも結構大きな要因だったような。ちょっと恥ずかしいことを敢えて言うと,みんなが聴いているような流行りの曲じゃないものを好きになりたい!と思っていた,そんな時代もあったもんだ。部屋で旅の途中に始まる三作品を聞いている情景は今も覚えている。窓から入り込む強くなってきた日差し。

今思えば,移籍後一曲目のリリースという変わり目だったはずだけど,それまでを知らないわたしにとっては関係のない話。少し買うときに恥ずかしかったジャケット。

 

 

  Place~


Place?

Place?

 

 この曲で完全にSOPHIAに,SOPHIAのライブに,松岡充というボーカルの声にはまった。旅の途中から一年後,初めて入ったSOPHIAのライブ。というかバンドのライブ自体が初めてだった。SOPHIAを好きになったと友達に話したら,その友達も知っていて(それが嬉しかった!)今度地元でライブするよって教えてくれて,当時のわたしはそういうライブに行くという発想がなかったのだけれど,その友達はライブデビューをすでに果たしていてライブ楽しいよ!って誘ってくれて,一般発売日に電話待機してチケット取って一緒に行ってくれた。その友達にはほんと感謝。このときだけじゃなくていっぱい助けてもらってるけれど。

今となっては声そのものが好きというわけではないのだけれど。あのときのライブは知らない曲ばっかりで,この曲も知らなくて。でも,二階席の端っこに突き抜けてきた最後の "あの場所まで…" という声を,その場を打ち砕くかのように響いてきた声をまともに喰らった。ぞくりとした。これがライブなんだと。今もすごく覚えている記憶。わたしにとってSOPHIAが特別な存在になったのは,ライブがめちゃくちゃ楽しかったからなのだけど,この曲で受けた衝撃があってこそだったのかもしれない。初めてのライブだったというのもあるとは思うけれど,もしそうならそれがSOPHIAでよかったなと。やっぱり友達に感謝。

 

 

  little cloud


little cloud

little cloud

 

上記の初ライブで,ジルのイントロが鳴った瞬間,後ろにいたお姉様が(おそらく連れの方に)「リトクラ!」と曲名(しかも略称)を言ったのを聞いて,この10年の差は大きい…と密かにショックを受けた。正直そんなすぐにわかるものなの,と思いましたがあれから9年,イントロだけで腕振り上げるわたしがいます。

 

 

  ヒマワリ


ヒマワリ

ヒマワリ

 

ヒマワリと言えばあれです。めんまさんのブログ(ライブに行こう【ホール編】|蟹めんまのバンギャル漫画)でも描かれ,街からヒマワリが消えたと新聞記事にもなったSOPHIAのライブ景色。

とはいえ,黒いブーツの振りも知らなければBeliveや街の歌詞も知らない初ライブ(まだ初ライブの話),向日葵についても知る由もなし。開場待ちの人たちが手に手にヒマワリを持っているのを見てこれはどうやらライブのアイテムらしい,それならわたしたちも持ちたいじゃないかと勢いで向日葵探し開始。最初に花屋さんに行って生花を買おうとした当時のわたしたちって可愛いよね。知らない土地を歩きまわり(今思えば結構移動していた),なかば諦めながら入った100均にその花は咲いていた!しかし意気揚々持って入場したものの,これをいつどのように用いるべきかさっぱりわからず。変化があったのはBeliveのとき。向日葵を手にする人がちらほら。迷った挙句,真似してみるわたしたち。そのままBelive終了。そして,あの言葉「ここに咲くー!」(確実に言ったという記憶はないけれど,おそらくこのときも言っていただろうという経験に基づく推測)に,がさごそ!ばっ!と一面向日葵!これかーーー!となりました。わたしたちフライングだった。このときヒマワリがラストで,今から思えばアニバーサリーだしライブも終盤だしBeliveは特別だし,という想いからそこで手にした人がいたのかな,とか。

とにかく探してよかったああ!と思いました。二階席から黄色い向日葵畑が風に(横に)揺れたり,持ち上がったりするのを眺めワンテンポ遅れながら同じように振ってました。それにしても向日葵を手にする全体の瞬発力すごかった。次の瞬間には向日葵畑が広がってた。

その後,夏目雅子ひまわり基金への寄付金として会場で売られるようになったけれど,それよりも大きな,最初にライブへ持って入った向日葵は今もちゃんとある。ちなみに最後の武道館,三曲目で「ここに咲くー!」が聞こえたものだから,会場全体が「え…?」となりながらもがさごそしていた(ように感じられた)雰囲気がちょっとおかしかった。身体に染みついた感覚すごい。

ちなみに昔の音源を集めていたとき当然ヒマワリも聴いたわけですが,当時の歌い方にどうしてもなじめなくて挫折しそうになったことを告白しておきます。

 

 

 記憶の音楽 Gb 


記憶の音楽 Gb [DVD]

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楽曲じゃないけど。レンタルして正月に鑑賞。この内容の!映画を!年明け早々!内容については「なんかすごかった」という異様なものを目にした消化しきれない余韻。で,わたしにとって大事なのは映画そのものではなく,これをきっかけにネットで色々検索していて見つけた衝撃の事実。

松岡さん結婚していたーーーーーー!!!

っていうか,はまって一年近く経っているのに知らなかったことが驚きなのですが。太朗ちゃん経由できている身としてはやっぱりかっこいいと思っていたわけですよ,当時のわたしは今とは違うときめきを有していたのですよ,八重歯見せて関西弁喋るいけてる兄ちゃん!その上でさらに若いときの作品を観て純粋にときめいてもいたのですよ。小さくないショック。そりゃこの映画で検索したらそういう話題が引っ掛かるわけで。そして辿り着くのがその件に対するファンの動向あれこれ。そこでわたしは「顔ファン」という言葉を知り結婚がファンをこんなに左右させるのだということを知りました。まあどこにでもある話なのだけど。もしこれが今後起こることだったらどうだったのかなとか,ある意味はまる前でよかったのかもしれないとか,わたしは顔ファンじゃない!という勝手な意地とかそれなりに色々考えたと思うのだけど,何にせよ当時のことは知らないし,でも相当激しい反応があったのかなとか想像してた。

と考えると,都についてもこのときに知ったと思われるけど,あまり定かではない。メンバー5人中2人が妻子持ちだったという事実。ある程度の活動期間がある人たちのファンになると知らないことがたくさんあって怖い。ちなみに映画でキーとなっていたメロディーはしばらく耳に残ってしかも不安になった。そして今,もう一度観てみたいと思っている。今のわたしからすると,ああいう映画は嫌いじゃないと思う。ちなみにわたしは川村ケンスケさんが携わったSOPHIAのMV好き。進化論と同じようなバックがあった。空と砂漠。

 

 

 GOD BLESS


EVERBLUE (CCCD)

EVERBLUE (CCCD)

 

この曲はもともと好きだったのだけど,その後もっと特別になった。都の曲であり,一緒に蘇るのは松岡さんが放った「神様ー!」という言葉であり,ファンの「Oh my GODー」という声,そして都の言葉。

都のことと活動休止を知ったのはネットのニュースだった。別の目的で開いたら見出しに「SOPHIA」「都」「活動休止」の文字。すぐに理解できなくて,でも気付いたら泣いていた。あ,泣くんだ,それほどにSOPHIAは特別な存在なんだって思った。「活動休止」=「ライブがない」と結びついたときに初めて事の重大さを知ったというか怖くなったことは覚えている。ちょうどその時期あまり余裕がなくてその年のツアーは参戦しないって自分で決めた。来年もあるだろうと思っていたものがこれほど不確かなものだったとは。

都にマイクを渡して,都が話す。そのときに聞こえてくる重なり合った「Oh my GODー」という声。都が喋っているとき,そして喋り終えた後にその声がすごく力強くなって。都の声とファンの声に泣きじゃくった。悲しさよりも温かい涙だった。その後に飛び跳ねる松岡さんを見て,そして最後,手を組んで声を張り上げた「神様ー!」。これはわたしの勝手な受け取り方なのだけど,松岡さんが神様に祈るという姿にとても違和感があって。無条件で目に見えない存在に何かを委ねるということが。ただ,だからこそ神様に願わずにはいられないその想いを感じた気がして,すごく印象に残っている。その一言だけでそれ以上は言わなかったから余計に。事あるごとに,このときのGOD BLESSを思い出しては泣きそうになった。寛解の後も思い出した。今もこの曲を聴くと思い出す。わたしがTwitterを始めたきっかけは都です。

 

 

 Always I miss you / Baby Smile / アウト


Kiss the Future

Kiss the Future

 
Baby Smile(DVD付)

Baby Smile(DVD付)

 
ANSWER~イチバンタダシイコタエ~

ANSWER~イチバンタダシイコタエ~

 

2011年Eternal Tour@Zepp Osakaの冒頭三曲。後にも先にもライブ中にあれほど泣き続けたことはなく,自分でもびっくりするくらい涙が止まらなかった。それくらいこのライブは自分にとって特別なものだった。なぜなら,わたしにとって復活後初のSOPHIAのライブだったから。SEを耳にしただけで涙が溢れた。思考よりも感情が,身体が先に反応していた。

だってさ、しょっぱなに「Always I miss you」と言われて私も―!ってなって泣けてきて、「たどりついたここもゴールじゃなく」っていう言葉に、そうだよね、またここからだよねって思って、「やりたいようにやるぜ」って宣言されて、そんなSOPHIAが好きなんだと思うと同時にちょっと自分の今の状況にも照らし合わせちゃって

なんかそういうメッセージというか、メンバーが伝えようとしているもの(と私が感じたこと)がすごい響いてきて、ほんとずっと泣きっぱなしだった

 SOPHIA Eternal Sophia Tour 2011 10/1 Zepp Osaka

そのときに感じたこと。これほどまでにライブの流れの中で楽曲の,歌詞の意味を感じたことはなかったかもしれない。その後どこかで,ライブで何を演奏するか,どの順番にするか,そこにはきちんと意味がある,ということを松岡さんが語ったのを聞いたとき,このライブのことを思い出してすごく納得した。何か伝えたいことがあるから音楽という形にする,それを聴く,ライブで演奏する,ライブで聴く。そのとき初めて響く歌詞というのもたくさんある。発売年も見事にバラバラ。言葉が刺さるたびに新しい涙が溢れてきて,わたしの異様な空気を察知したのか斜め前にいたお兄さんが振り返ってきたのもいい思い出。

 

 

  cod-E~Eの暗号~


cod-E ?Eの暗号?(DVD付)(初回生産限定盤)

cod-E ?Eの暗号?(DVD付)(初回生産限定盤)

 
 


SOPHIA / cod-E~Eの暗号~ - YouTube

復活後最初のシングル。かっこよくてひたすらMV(SOPHIA ver.)を観ていた。五人が演奏している。それを何度も見たくて。見たかったのはこの姿。その姿を見て復活したのだということを実感しては胸をいっぱいにしていた。そして散りばめられたこれまでの楽曲の歌詞。最後が「青空の破片」というのがまた。しかしいくらタイアップだったとはいえ,タイトルあまりにも寄せ過ぎじゃないか。

  

 

 ヤングアダルト


未来大人宣言  (ALBUM+DVD)

未来大人宣言 (ALBUM+DVD)

 

 わたしはSOPHIAが好きだけど,楽曲にも好みがある。リアルタイムで聴いてきたアルバムはEVERBLUEからで,これは当時すごく好きで繰り返し聴いていたのだけどWe以降のアルバムってあまり聴いていない。手にして聴いたときも,これ好きだ!とはならなかったように思う。あまりはまらなかったというか,前の曲の方が好きなもの多いというか。改めて思うとわたしが好きなのは痛みのある鋭さで。だから,未来大人宣言のアルバムを聴いたときに,最近感じていなかった鋭さみたいなものがあるなと思った。ただそれはどちらかというと曲調によるものが大きくて,歌詞はあまり入ってこなかったし,アルバムに対してもそこまで好き!とは思わなかった。その中で,初めて聴いたときにがっと掴まれた箇所があったのがヤングアダルト

自分で言うのも何だけど 相手に困る事は無いよ 自分で言うのも何だけど 欲しいものは手に入る

自分で言うのも何だけど 一人で痛い夜があるよ 自分で言うのも何だけど 欲しいものがもう無いよ

この部分,特に最後のフレーズの駆け上がり。ちょっとReplay思い出すのだけど,これはもう感覚。メロディーと歌詞。欲しいものはもう無い。ここを聴きたいがためにこの曲ずっと聴いていたぐらい。鋭さがある曲だけど,やっぱり全体的に落ち着いたというか,今まで同じ目線で内面えぐったりくそくらえ!って吐き出していたのに,いつの間にか諭されている感じ。それはこのアルバムのコンセプトでもある「大人」によるものでもあるし,決して若くはないバンドだし表現するものは変わっていくものだろうけれどそれが寂しい気持ちもあるわけで。まあわたしが彼らの言う「大人」になっていないだけなんですけどね。個人名義の「未来大人宣言」を聴いたときには素直に諭されていたのに,どうしてだ。とにかく一回で心掴まれたフレーズ。

 

 

  月光


月光 / I will  (SINGLE+DVD)

月光 / I will (SINGLE+DVD)

 


SOPHIA / 月光 - YouTube

休止前の武道館最後はWhiteだったけれど(なぜ個人名義の曲が最後だったのかその場でも思ったし今でもわりと思っている),わたしの中での最後は月光。セトリには載っていない曲。このライブ,この曲のときに一番泣いた。五人が手を繋いでお辞儀をして流れ始めたイントロ。メンバーはもうマイクも楽器も持っていなくて,手を振りステージから去っていくのを見送りながら気付けば大合唱になっていた。今でも会場いっぱいに重なった歌声を思い出すと泣きそうになる。ステージから降りて抱き合うメンバーを映像で見ながら,口ずさむんじゃなくて,彼らに届けるように歌っているようにわたしには思えた。メンバーがいないステージを前にしながら歌う月光。そして最後に流れたメッセージ。"次は,獅子に翼がいいね" この言葉が映し出されたときにあがった悲鳴。復活後,実現していなかった夢。

月光を歌いながらメンバーに手を振っているときはメンバーも笑顔で,これから休止だという湿った空気は感じなかった。だけど。客電が点いたとき,まわりから泣き声がたくさん,本当にたくさん聞こえてきて,ああ終わったんだなって思った。

この曲を,最後に流した意味。

今君の世界に光が無く 孤独な夜に叫んで

誰も通り見ないフリなら 最期にこの詩を思い出して

僕のこの詩だけじゃ 全て伝えられなくても

マッハのスピードで助けに行くよ 約束の場所まで

 

 

  Believe


Believe

Believe

 

 長らくこの曲の視覚イメージは"空飛ぶ青いプードル"だったのですが*1,武道館後のオールナイト(当たらなかったからTS視聴)後は松岡さんの涙になりました。「この曲で,SOPHIA無期限活動休止です」,この言葉。

そういうことなんだということはちゃんとわかっていたはずなのに、“無期限”という言葉にされると、遥かに重みがのしかかってきて、松岡さんの口から、そういう言葉が出てきたことに、少なからずショックを受けた

言葉にすることの重み、言葉になることの重み

そのBeliveを画面越しに聞きながらぼたぼたと泣きました

松岡さんの涙を見て、さらに涙が溢れてきた

SOPHIA TOUR 2013 未来大人宣言 FINAL 8/12 @日本武道館

 それまで一度も耳にしなかった「無期限」という言葉。事実でありながらその威力は大きかった。ジルと松岡さんで作ったBelieveから始まったSOPHIAは,Believeでその歩みを止める。MICHAELからトモが抜けた今,また松岡さんとジルの二人になった。

 

 

  東京


MICHAEL

MICHAEL

 


MICHAEL - YouTube

ジルが曲を,松岡さんが詩を。やっぱりジルは天才だと,松岡さんが思った曲。MICHAEL初ライブの場にわたしもいたけれど,そのときはこの曲に対して感じることはあまりなくて。ライブそのものも入り込むほどではなく冷静に聴いていたし。でも帰ってから聴くうちに吸い寄せられるような何かがあってこの曲だけ繰り返し聴いていた。アルバム曲のうち半分がジル作曲というのも嬉しかった。SOPHIAにとって街がそうなったようにMICHAELがArchangelを掲げるのであれば,東京はBelieiveのようにバンドの核になるものなんじゃないかなと。

 

 

  Hymne à l'amour - Édith Piaf


エディット・ピアフの愛の讃歌。ある意味SOPHIAのライブの一曲目はずっとこの曲だった。この曲聴くとライブが始まる前の高揚感が呼び起されて,最後音量が大きくなっていくのに合わせてどんどん気持ちが高まって最高潮になって,拍手をしたくなる。拍手やメンバーの名を呼ぶ声が聞こえてくる。復活後初めてのライブでは愛の讃歌が流れただけで涙していた。だからMICHAELのSEとして流れたときに「え!」ってなったし苦笑いしかなかったし実際会場でも「えー!」という声上がってどよめいていた。最初これかよ!って思った。SOPHIAかよ!って思うほどにこの曲はSOPHIAの"ライブ"の始まりを告げるものだから。

また愛の讃歌が流れた後に五人が出てくるステージを見ることができたらいいな。

 

 

 

*1:わたしが利用するカラオケではBelieveのPVを流してくれます